KNOPPIX について



KNOPPIXは、ドイツの Klaus Knopper さんが開発した Linux ディストリビューションで、CD-ROM をパソコンに挿入するだけで直ちに Linux が使えます。日本語化は、産総研(独立法人産業技術総合研究所)の、須崎有康さんらによって進められ、2002年夏に最初の日本語版が配布されました。そ れ以来メンテナンスが続けられ、その時々にバージョンアップが行われています。Knoppix は、産総研のサイト(http://www.aist.go.jp/it/knoppix)などから、ダウンロードして入手できますが、Linux 関連の雑誌の付録や、Knoppix を解説した単行本付属のCD-ROMからも入手できるようになっています。

今までのLinuxはインストールする作業が必要であり、初心者にとっては難しいところがありました。ただし、Knoppixはインストールする必要がな くハードディスクを使用しないので、Linuxを試す過程でハードディスクに障害を与えることはありません。Knoppixで、Linuxについての知識 を増やしておいて、身近な人がパソコンを新しいものに買い替えるときを狙って、古いパソコンをもらってLinuxをインストールするというような Linuxライフを計画してみてください。


東海大学におけるKnoppixの起動と終了の仕方


基本的に、東海大学の全ての計算機実習室でKnopixが使えます。より多くの機能を利用できるため、起動を下記の手順に従って行ってください。

(1) 電源ボタンを押したらすぐにCD-ROMを入れます。Windowsが起動してしまったときは、CD-ROMが入ったままの状態で再起動してください。

(2) 電源が入ったら、キーのF12を少し長く押して、ブートメニューを出す。ここで、ATAPI CD-ROM DRIVEを選択して、ENTERを押してください。

(3) しばらくすると、下の方に
 
   boot:

と出るので、ここでF3を押す。そして、knoppix screen=1024x768 depth24と打ち、ENTERを押してください。

※knoppixとscreenの間は空欄を一つ開ける。=は^と書いてあるキーを押す。xはエックス。1024x768とdepthの間も空欄を一つ開 ける。
 
(4) あとはほとんどWindowsと同じように扱うことができます。Kと書かれたボタンクリックすると、Windowsのスタートメニューのようなものが出て きます。

(5) 終了するときは、メニューの1番下にある、ログアウトと書いてある場所をクリックすれば、終了することができます。

(6) 終了すれば、CD-ROMが自動的にでてくるので、それを取り出して、CDドライブのふたをしめて、Enterを押すと、パソコンの電源が落ちます。この 手順は英語で画面にも出ます。

注意点:


(イ) ハードディスクを使わないので、Knoppixの下で作成した全てのデータはRAMメモリーの中しか存在しません。改めてfloppy, USBメモリースティック、サーバなどに保存して置かないと、終了すると、それらのデータ全て消えてしますので、ご注意下さい。

(ロ) 自宅などのコンピュータでKnoppixの起動は多少異なります。例えば、CD-ROMブートを可能にするには、F12キーではなく、F2キーなどが使わ れたり、Knoppixのブート時(boot:)と表示された時点、F2キーを押すと、色々オプションが出ますので、それらを参考にして下さい。

(ハ) KnoppixのKDE版を利用するには、128MB以上のメモリーが必要です。KDEより軽い、wmakerやtwmといったウインドウマネージャーを 使うと、メモリーが少ない場合に対応できます。ウインドウマネージャーの選択はブート時に

knoppix desktop=wmaker

あるいは

knoppix desktop=twm

と入力することにより、行います。



KNOPPIX@htokai