9.3. 日本語入力


  日本語を入力するには、いわゆるかな漢字変換リスト(日本語入力システムともいう)を利用するが、これもクライアント/サーバー方式を採用している。
  代表的なフリーの日本語入力システムは「canna」(カンナ)と「Free Wnn」(フリーウンヌ)である。VineLinux等のRedHat系Linuxディストリビューションでは、デフォルト設定としてcannaが使用されているが、knoppix等のDebian系では「Free Wnn」が使われている。

   FreeWnnが使える状態にあるか否かを確認するには、
 
      wnnstat (/usr/bin/wnn/wnnstat),あるいは cannastat

を実行すればよい。FreeWnnが起動されていない場合、jserver(あるいはcannaserver)を実行しよう。クライアント/サーバー方式なので、ネットワークに接続されている別のPCから必要なポートへのアクセス許可を設定しておけば、同じjserverが利用できる。

   Xで日本語入力を実際に行うにはX入力メソッド(XIM)を利用してFreeWnnサーバーと通信する。XIMでは、FreeWnnサーバーに漢字変換を依頼するkinput2というソフトウェアが必要である。

   kinput2 -versionを実行するとkinput2の状態を確認することができる。上手く動作していれば、次のキー操作で使える。
        shift + space : 日本語入力ON/OFF
        space         : 漢字変換、次の変換候補
        Enter         : 変換確認
        ctrl + n      : 次の字種
        ctrl + p      : 前の字種
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