6.2. 画面エディタの vim


viあるいは vim は UNIX の古典的なテキスト・エディタである。設定ファイルの編集などの簡単な入力作業によく使われるものの、長い文書の場合、emacs エディタがおすすめである。

vim には、入力モードコマンドモードがある。入力モードでは、文字入力を行い、コマンドモードでは、ファイル操作(保存、検索など)が可能である。

vimモード変更コマンド

i   :  コマンドモードから入力モードに入る(カーソルの前にテキスト入力)
a   :  コマンドモードから入力モードに入る(カーソルの後にテキスト入力)
ESC :  入力モードからコマンドモードに入る


vimの基本的なコマンド


l       : カーソルを右に1文字移動(→ も同じ)
h       : カーソルを左に1文字移動(← も同じ)
k       : カーソルを上に1文字移動(↑ も同じ)
j       : カーソルを下に1文字移動(↓ も同じ)
^       : カーソルを行頭に移動
$       : カーソルを行末に移動
x       : カーソル上の1文字を削除
X       : カーソル左の1文字を削除
D       : カーソル上から行末まで削除
dd      : カーソルのある行を削除
r       : カーソル上の1文字をrにつづく1文字で置き換える
R       : カーソル上の文字列をRにつづく文字列で置き換える(ESCで終了)
u       : 直前のコマンド実行取り消し
yw      : カーソル上の単語を複写(編集バッファに格納)
Y       : カーソルのある行を複写(編集バッファに格納)
p       : 編集バッファの内容をカーソル右に貼り付け
P       : 編集バッファの内容をカーソル行の上に貼り付け
/string : 文字列 string をカーソル位置から検索
n       : 最後に実行した検索を反復(順方向)
N       : 最後に実行した検索を反復(逆方向)
ZZ      : 現在の編集内容を元のファイルに上書き保存して、vimを終了

vim のコマンドモードの基本的なコマンド

:w       : 現在の編集内容を元のファイルに上書き保存
:w  file : 現在の編集内容をファイル file に別名保存
:r  file : 現在行の次の行からファイル file を読み込む
:e  file : 現在の編集内容をファイル file と置き換える
:q  file : vim を終了(保存が完了しないとエラー)
:q! file : vim を強制終了(現在の編集内容は廃棄)
:!cmd    : Linux のコマンド cmd を実行
:sh      : シェルの呼出し




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