2.3. sudo コマンド


一般的にユーザーがシステムの設定やシャットダウンを行うには、root権限が必要である。root パスワードを持っている場合、

        su

        Password:   (rootパスワード入力)

と入力すれば、rootになることができる。

ただし、rootユーザーはシステムに大きな障害を与えることができるので、rootパスワードを知っているのは、システム管理者のみに限られている。

一方、場合によって、一般ユーザーもroot権限で簡単なコマンドを実行する必要があるので、一々それを管理者に頼むことは面倒である。

そこで、sudoコマンドを使うと、一般ユーザーもrootパスワードを知らずに、許可されたroot権限のコマンドを実行できる。

ただし、sudoコマンドを使う場合、システム管理者が

        visudo

コマンドで(実際ファイル /etc/sudoers の編集)許可されたコマンドをあらかじめ指定する必要がある。例えば、visudoコマンドで、

        guest localhost= /sbin/shutdown -h now

を記述すると、guestユーザーが、rootユーザーにならずに、
       
        sudo /sbin/shutdown -h now

コマンドでシステムのシャットダウンができる。

または、ユーザーのパスワードを入力もしないで実行を許可するために、visudoコマンドで、
       
        guest localhost= NOPASSWD: /sbin/shutdown -h now

と記述すればよい。



戻る                                            目次                                    進む