1. Linuxとは?


1.1. Linux とはなにか?

LinuxはWindowsやMacOSと同じ、オペレーティング システム(以下OS)である。これはフィンランドのリナス氏(Linus Torvalds)によってオープンソース ソフトウェアとしてインターネット上に1991年に公開された。

オープンソース ソフトウェア(プ ログラム、あるいはコード)というのは、誰でも自由に閲覧、変更、再配布できるソフトウェアである。オープンソース ソフトウェアとして認められる配布ライセンスには、「GNU GPL(General Public License)」や「BSD License」がある。

厳密にいえば、Linuxと呼べるのは、OSの構成要素のうちカーネルと呼ばれる部 分だけである。

一般的に、OSの構成をおおまかに記述すると、カーネルとシェルという2つの部分に分けられる。カーネルというのは、OSの中核をなすプログラムであり、 メ モリ管理やタスク管理、ファイルシステム管理、ハードウェア依存部分の処理など、裏方の仕事を受け持つ部分である。

一方、シェルとは、ユーザーがOSの機能を利用するために指示を出したり、状態や結果をディスプレイに表示させたりするので、窓口業務を受け持つ部分であ る。OSにはこれらの2つの部分以外にも色々ある。例えば、ネットワーク機能やアプリケーション
がOSのサービスを利用するためのインターフェイス (API: Application Program Interface)、ハードウェアを制御するためのプログラムであるデバイスドライバなどが、カーネルやシェルとは別に用意されている。

Linuxは、UNIXという米AT & T 社(当時)のベル研究所で開発されたOSと同等の機能を提供するOSカーネルである。Linux は、高水準言語で記述され、移植性が高いUNIXベースであるなどメリットはたくさんある:オープンソースで無料であり、高い安定性と安全性をもち、色々 な目的に使えるものである。

まず、サーバとしてよく使われている。例えば、インターネットサーバー(www サーバー、Mail サーバー、Proxy、Fire wall サーバーなど)、あるいはイントラネットサーバー(ファイルサーバー、プリントサーバーなど)は簡単に設定できる。

また、クライアント用にワークステーションとして使える。ユーザーの利用できるアプリケーションが多く存在し, Windows 環境、Mac OSのユーザーもすぐ使えるようになる。



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